歯周病の原因

歯周病は歯と歯肉間の溝に付着した歯垢中の最近によって起こる感染症です。
歯垢中の細菌より歯肉に炎症（出血・腫れ）をおこし、その後、歯を支えている骨（歯槽骨）を吸収させる病気です。

35歳で８０％以上の人が歯周病と言われていますが、突然なる訳ではなく、15歳くらいから発症し、少しずつ進行していきます。
ゆっくり進行するため、初期ではほとんど自覚症状がありません。
口臭、歯肉からの出血、歯肉の腫れ・痛みなどの自覚症状が出る時には、すでに進行している状態かもしれません。

重度にまで進行すると歯の保存処置が不可能な場合も多いです。

歯周病チェック

以下の項目であてはまる症状はありますか？

• 歯茎を触ると、ぶよぶよしている感じはありますか？

• 歯をみがいた後に、歯茎から血が出ていることはありますか？

• 歯茎の色が非常に赤いと感じることがありますか？

• 歯茎がかゆいことがありますか？

• 歯がグラグラしていたり、浮いているように感じることがありますか？

• 歯茎に痛みはありますか？

• 朝起きた時に口の中がねばねばしていませんか？

• 歯茎から膿みが出ていることがありませんか？

• 歯茎が以前よりも下がった感じはしませんか？

• 口臭がすると自分でも感じることがありますか？

チェックが１つでも当てはまる方は・・・

少なからずとも歯肉炎や歯周病の進行があると思われます。
歯周病は、検査をしたうえで、ブラッシング指導、歯石除去、必要に応じて外科的な対応をしなければ治りません。
軽度ですと、歯科衛生士から受けるブラッシング指導による適切なブラッシングで、物凄く効果が出ます。

歯周病は、できるだけ早く相談だけでもされることをお勧めします。