小児歯科

当院の方針

 親子分離治療(4歳以上のお子様)の推奨

治療時に保護者様が同室されますと、子供は甘えて泣いたり、依存しやすい環境になってしまいます。その結果、自立するきっかけを失っているお子様が多数いらっしゃいます。
小児の虫歯への取り組みは、虫歯の予防と治療にあります。
小さなお子様の場合、上手に口を開けてじっと出来ない時には歯科恐怖症にならないように、無理やり治療はしません。
何でも削ってつめてしまうのではなく、

  • 治療に慣れること
  • お子様の意志で口を開けてくれること
  • ご家庭での予防指導

を優先させたいと思っています。(治療計画・説明・ご質問等は同室に支障ありません)

 

ご家庭でのお子様への言葉かけをお願いします。

「痛くないよ」とごまかして連れてくるのはお控えください。
「治療しないで夜中に泣いても知らないからね。」
「もー、ちゃんとするって言ったでしょ!」
・・・など、追い込むような言葉かけも控えてください。

多少は我慢して、イヤでも頑張って、自ら口を開けないといけないのが歯科治療です。
「ちょっと大変かもしれないけど、頑張ろうね!」
「先生によく治してもらおうね!」
「きちんと治して元気に遊ぼうね!」
「おいしいものを何でもかんで食べられるようになろうね!」
・・・など、前向きな言葉かけを家族ぐるみでしてあげて下さい。

遠回りなようでも、お子様の自発的な協力をはぐくむ事が何より大事であり、結果、それが一番の近道であると考えています。

それから、治療が終わったら、必ず頑張りをほめてあげてください。
それがお子様の自信につながり、徐々にきちんと治療を受け入れるようになると考えています。

ご家族の皆様のご協力をお願いいたします。